19日現在の東京電力福島第1原発の現状は次の通り。 【1号機】地震後に冷却機能が失われ「炉心溶融」が一部発生。原子炉格納容器の蒸気を外部へ放出した。12日に水素爆発で原子炉建屋を損傷、屋根がなくなった。 【2号機】冷却機能が失われ燃料が全て露出した。14日に3号機の爆発で建屋損傷。15日に格納容器の圧力抑制プール付近で爆発音。格納容器の一部が破損した可能性。 【3号機】13日に冷却機能が失われ炉心溶融の可能性。14日に水素爆発が起き建屋が大きく損壊。16日に白煙が確認され、使用済み燃料プールの蒸発と推定。17日にヘリコプターが水を投下、地上から17~19日放水。 【4号機】定期検査中で原子炉に燃料はない。14日に使用済み燃料プールの水温が84度に上昇。15、16日に建屋で火災。再臨界の可能性。屋根はなく骨組みだけ。 【5・6号機】定期検査中。19日に6号機の非常用発電機が復旧し5号機の使用済み燃料プールで冷却再開。ロイター<http://jp.reuters.com/article/jp_quake/idJP2011031901000365>