2012年06月18日
「がっちりマンデー」と「父の日」と。
6/17父の日の朝。とある事情で不貞寝していた俺。9時過ぎにのそのそと起きると、既に嫁・娘’sがインプでお出かけ。おいてけぼりの俺は、録画していた「ガッチリマンデー」を見た。こういう一人の時間は、非常に有り難い。おいてけぼりなんて、悔しくなんかないんだもんね。
番組内容は、
・国内最小メーカースバル、海外向けが急成長
・中島飛行機時代から受け継いだスバルの安全性と機能性
・水平対向エンジンの特色
・トヨタと共同開発したBRZの好調な売れ行き
・水平対向ハイブリッド車、来年発売
・アイサイトのプリクラッシュ・ブレーキ制御、障害物検知、全車速追従型クルーズコントロール機能説明
といったところ。ざんねんながら、インプレッサの話題はでなかったな。
BRZの受注状況の説明で、吉永社長が「いま契約されて、納車できるのが3月ぐらいです。」と言ったところ、極楽加藤から「社長、それは計画ミスじゃないっすかw」と突っ込まれていたのが笑った。社長も素直に認めており、最初のコメントにお客様方にはご迷惑をお掛けしておりますとも言ってたな。
しかしながら、中島飛行機時代からの「パイロットの命を守る」安全性への理念、「機能性が第一」といった「技術至上主義」的特色を生かしたクルマ作りの説明はわかりやすかったな。社長も「うちは他社と同じモノを作っていては埋もれてしまうから、違いを明確に出していかないといけない」とコメントしていた。トヨタによる資本注入で、独自性の保持を危ぶまれていたスバルであったが、社長のスタンスがぶれなければその懸念は少ないのでは。今のところ、トヨタもその独自性こそがスバルへ出資した最大の理由だろうし。BRZ・86の発売は、トヨタの資本・企画力とスバルの技術とのいい面がかみ合った例なんだろうなと。
さらに、アイサイトの技術は、いまやスバルのキラーコンテンツ。時代のニーズと汎用化がみごとマッチングした。ただ、こういう技術を、訴訟大国アメリカのみならず汎用化させることについては、相当リスクが高い気がするなかで、よくぞ決断したものだ。社内でも、もろ手を挙げて賛成って流れでもなかろう。俺のような保守的存在にとっては、発売後の面倒事や、メンテナンス問題にかかるコストが煩わしく思うもの。 ただ、あれがダメこれもダメでは、技術力を売りとする弱小メーカー(失礼)の勝負どころが無くなってしまうもんな。
社長は水平対向ハイブリッドについても言及。あくまで「目標」として来年に発売したいとこと。ハイブリッド化については、必要性があるのかどうか多少疑問があるものの、どんなもんになるのか気になることは確か。ディーゼルターボの国内発売の方が先になるのかと思ってたけど、ハイブリッド化が先か。国内的にはハイブリッド化の方がインパクトがあるからだろうか。技術的なことはカラキシわからんけど、トヨタのハイブリッド技術の供与とかもあるのかね?
ただ、どうにも技術至上主義ってポリシーはもちろん素晴らしいのだが、いい物作れば客離れしないという所に繋がるのか、ディーラー対応なり、顧客対応の部分で他のメーカーと比べて不満の声が結構多い気がする。俺も他のメーカーのディーラー利用してるけど、予約の対応や、整備の説明、料金の説明なんかは、今俺の利用してるスバルのディーラーよりはしっかりしてるよ。まぁ、商品さえ良ければ、その辺キニシナイってのが、スバル愛好家の常識かも知れんが、どうにも勿体ない。知り合いでもスバル車は買うけど、車検等整備は別の所でやってるってひともいるしな。
などとぐだぐだ考えながら、見ていた。しかし30分ではちょっと物足りなかったなぁ。
あとは、寝起きのジャージのままダラダラと録画していたスポーツニュースを見て、地上波で見られなかったユーロの結果をチェック。みんカラを徘徊し、そちこちのブログのコメント欄を汚してまわるなんとも迷惑な俺。なかなかショッパイ父の日だなぁ・・・と思ったが、昼には嫁・娘’sも戻ってきて、ごちそうの準備してくれた。好物の手作り餃子つつきながら、昼間っからビール三昧。いくら強がってみても、やっぱり嬉しいもんだわね。
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Posted at
2012/06/18 18:11:06
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