2012年06月11日
EURO2012 グループリーグ雑感(6/11時点)
とりとめもなく、ずらずらと書くので、興味ない人は見ない方がいいっす。
では、サッカーの話題といえば、明日のオージー戦もさることながら、ユーロ2012。
後出しだけど、俺の優勝予想は
本命 ドイツ
対抗 スペイン
穴 フランス
という、ガチガチの予想であった。
無敵艦隊(笑)の汚名を返上したスペインであるが、そろそろやらかすんじゃないかということで、ドイツ本命としたわけでして。
オランダ・ポルトガルは相変わらず信用ならんし。
しかしながら、おい、サッカーやってるバヤイじゃないだろうと、興味が無い方には突っ込まれそうな今回のユーロ。
内戦・戦争以外で参加取消なんてことはないのだわ。
PIIGSなんて言われてるとこは大概サッカー先進国ばかり。なんともイメージが良くない。ギリシャの経済破綻に加えて、余波がイタリア・スペインに広がり、もとから良くないポルトガルも戦々恐々。ドイツ・フランスはしりぬぐいに奔走しているかとおもえば、フランスは「おらシラネ」と言いだしそうな勢い。
イギリス・ロシアはそもそも関係ござらんと言いたそうだが、ユーロ圏内の消費に頼ってるわけだから、関係ないとは言えませんな。
そ んな混迷の真っただ中のユーロ。
Aグループでは、ユーロ混迷の立役者ギリシャ代表が、国の無責任っぷりを覆すような見事な粘り腰で、若いポーランド代表を寝技に持ち込みドロー。ロシアの雷帝アルシャビンも見事なプレーを見せたそうだ(見てないから何とも言えン)。
Bグループではドイツ代表がポルトガル代表との神経戦を制して1勝。クリロナ・ナニと言う二大ウインガーを要するポルトガルであったが、イメージを覆すような守備の堅さを見せた。しかし、こういう戦いにおいては、若いとはいえドイツ代表の独壇場。クリロナへのボール配膳役や、最前線での潰れ役不在では如何ともしがたい。
しかも、オランダが見事な攻守分断サッカーを披露し、デンマークにしてやられた。
そして今朝がたのCグループ、スペインVSイタリア。
こういう試合が見られるから、ユーロは面白い。俺は、全くイタリアはノーチェックだったが、認識を改めねばならない。決勝戦でもおかしくないような、仕掛け合いの応酬。スペインのポゼッション勝負はいつものことだが、堂々と真っ向勝負を挑むイタリア。スペインMF陣に対して前からプレスで数的優位を作り出し、奪ったボールは現代版極悪2Topバロテッリとカッサーノがポストプレーで捌き、モッタ・マルキージオ・ピルロが受けて両サイドへ展開するその攻守の切り替えの速さ。
スペインもセクス・シルバ・イニエスタ・シャビの4人がポジションチェンジを繰り返し、敵の密集地帯をかいくぐる。中でもイニエスタは切れ切れで、恐ろしいまでのキープ力を披露。諸事情による先発CF不在を感じさせない攻めを見せた。
またスペインの交代枠の使い方も面白かった。1点先行されたた後、シルバ→セスクのゴールで追いついたスペイン。シルバに変えてナバスを投入、中央から右サイドから縦への突破を狙い、それに合わせて裏へのスピードは天下一品のトーレスをセスクに変えて投入することで、攻め方を一変させる対応力。これが足の止まり始めたイタリアにとっては厳しく、チャンスを量産されるが、トーレスの師匠っプリにたすけられてドロー。FWの不在が泣き所となってしまったスペインだが、圧巻の対応力の高さを見せつけた。決勝リーグでの再戦いをぜひ見たいと思ってしまった。
本当に、こういう試合を見せられると、溜息しか出ない。日本代表は全く関係ないのだが、日本代表が主役となり、こんな試合を演じられるところを生きてるうちに見たいものだと。
グループDは今夜のフランスVSイングランドがメインディシュ
突然の監督交代劇、エースとデフェンスリーダーの出場停止と問題満載のイングランド。対するフランスは、混沌の占い師ドメネクの後を引き継いだブラン監督の下、若手・ベテランを融合させた実に楽しみなチームのような印象を受ける。
いやー今日も寝られんなこれは。
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サッカー | スポーツ
Posted at
2012/06/11 20:22:37
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