木曽路で紅葉狩り（4）　晩秋の奈良井宿①

この日は「自由旅クラブ　木曾三河屋」での朝風呂から始まりました。

タイトル写真は朝食。なかなかの品数でしょ?

お腹を適度に満たしたところで、エボワゴンに乗って出発。

天気はパッとしないけど、雨は降ってません。

目的地は奈良井宿。

中山道の宿場町の中でも、馬篭、妻籠の宿と並び、当時の風情ある街並みがよく残っているらしい。今回はヨメさんもボクも初めての訪問でした。

無料駐車場にエボワゴンを停め、まずは木曾の大橋へ。

大きなアーチを描く木造橋。裏側の構造がよくわかります。

橋のすぐそばには赤く色づいたモミジ、背景にはおそらく今季いちばんと思われる紅葉した木々。

歩行者専用の地下道で中央本線の線路をくぐり、左を向けば…。

晩秋の奈良井宿。

天気は相変わらずどんよりの曇り空だけど、色付いた木曾の山々が美しい。これで晴れていれば…。

街並みに沿って歩き出しました。

紅葉最盛期のせいか、狭い道路は人でいっぱい。でも、歩行者天国ではないから、乗用車が普通に走ってきたりします。

この道の両側に佇む木造建築たちは、民宿、雑貨屋、飲食店、それに一般の住居も。

ここに住む一人ひとりが、この街並みを後世に伝えていこうと努力していることがしのばれます。古い建築物を維持するにはご苦労もあることでしょう。

その街並みの中、JRらしき制服を着た男性が観光客に向かって何か言っています。

「間もなく奈良井駅に団体専用列車が到着します。飲食店が混雑しますので、昼食を早めにお済ませください。」

それじゃあ、ってことで、ボクらも昼飯に。

（続く）