2012年06月15日
2012ユーロ Bグループ第2節 デンマークvsポルトガル
さて、第1節でオランダ相手に金星を挙げたデンマーク。対して、ドイツ相手の神経戦に敗れたポルトガル。ここはイケ面博覧会のポルトガル代表が、グループリーグ突破を掛けた大一番。
サイドアタック主体の両チームだけど、第一節では、サイドバックや中盤がどんどん絡むデンマークに対し、ポルトガルは結構守備的。イメージでは真逆だったので意外も意外であった。
実際見てみないとわからんもんだ。
デンマーク
4-2-3-1
FW ベントナー
MF クローンデリ エリクセン ロメンダール
MF ジムリング クビスト
DF Sポウルセン アッガー ケアー ヤコブセン
GK アンデルセン
ポルトガル
4-1-2-3
FW クリロナ ポスチガ ナニ
MF モウチーニョ Rメイレレス
MF ヴェローゾ
DF コエントラン ぺぺ Bアウベス ペレイラ
GK パトリシオ
実際始まってみると、切羽詰まったポルトガルが押す展開。
なんだけど、やはり中盤は殆どからまず、ロングポール主体のポルトガル。ちなみにCFポスチガはそんなに競り勝てないしおさめられない。そんでも押し込むポルトガル、それだけ両サイドの圧力は強い。結局はポルトガルがCKからぺぺのヘディングで先制。さらに右サイドから突破したナニのクロスにポスチガが合わせて追加点。前半で0-2。
流石にポルトガルの個の力に屈したかに見えたデンマークであったが、丁寧につないで、両サイドから押し上げて行くデンマーク。左サイドからのクロスを折り返したポールに詰めたベントナー、ヘディングで押し込み1-2。後半に望みをつなぐ。
後半、勢いを取り戻したかに見えたデンマークだったが、ポルトガルの流れは変わらず。しかし、クリノナが再三の決定機を不意にするとなれば、流れはデンマークへ。デンマークはSBが押し上げいい組み立てを繰り返し、ポルトガル守備陣を崩す。ついには右からのクロスにまたもベントナーがヘディングを合わせなんと同点に追いつく神展開。
引き分けではグループリーグ突破が絶望的となるポルトガル、怒涛の攻めを見せる。守りに入るデンマーク。最後はコエントランが上げたファーサイドへのクロスを、途中出場のバレラが決めて勝ち越し。2-3でポルトガルの勝利。
終わってみれば、クリロナが決めるところを決めてれば、勝負は決まってた試合だが、そうはならんのが面白い所で。しかし、エース不調でも、押し切ってしまえる個のパワーをもったポルトガルってあんがいすげえのかも。
サッカー的にはデンマークの方が面白いが、マーケティング的にはポルトガルが望みを残してシメシメと言ったところか。やっぱり「スター」は残ってもらわないと、困ってしまう大人の事情。
ただ、ポルトガルはいまのままでのやりかたじゃ、グループリーグ突破できても、先は短そうだなぁ。
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Posted at
2012/06/15 18:54:29
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