新年明けましておめでとうございます。
世の中も、僕自身もみなさんも、幸多い年になりますよう、お祈りしております
さて、2011年の最大のポチりによってスーパーグレードアップした照り♂号ですが、良くなるとかえって気になる部分がやはり出てくるものでやんす
ツイン・モノラルアンプA3のエージングも徐々に進んできて、全体的にはまろやかになりつつあるなかで『高音域がクリアでない&定位感が揺れる』という問題・・・
・・・で、とりあえずオーディオのしぇんぱい、外道魔人のアドバイスどおり、A3の電源を4ゲージで引きなおしてみた。それからダイレクトインの(外道野郎に捨てっしまえと言われた不遇の)キャパシターを外しました
そうすることで全体的に音に締まりが出てきた反面、高音域のみ滲んでることが判明
ツイーターをベースから外して一時的に角度を変えながら試聴
急遽、年末最後のミッション敢行
Aピラーの取り付け位置は変えず、前はニョッキリキノコ状態で付いていたのを、角度を変えて今度は埋め込んだった
見事に高音域の滲みがなくなって、スッキリ
クリア
になって、定位感の揺れもなくなり、広がり感はそのままで、上まで生々しいとろけるような音になりました
ツイーターの向きは好みや考え方が分かれるところでしょうけど、車内である以上、避けられない前提があります・・・それは音の反射
ホームでは、スピーカー裏側(と前方側面)のみ反射壁、リスナー付近の側面とリスナー後方は吸音壁にするなど無難な配置ができるけど車内ではウィンドウが全面に、またダッシュボードなど、反射壁に覆われていて、さらにその反射壁自体全てが曲面だから反射方向がバラバラ
よく車内ではスピーカーとリスナーの位置関係を述べられることが多いけど、本当に問題なのは、音の反射のように思える・・・
特に高い音ほど音に方向性が強く、ビリヤードみたいに反射を繰り返してしまう。
・・・・・ということは反射の度に同じ音が耳に届いてしまって「音離れが悪い」「高音が滲む」といった感じに聴こえてしまう。
こう感じやすくなるのは、①ツイーターをリスナー方向に向けたり、②右ツイーターをナビゲーター方向・左ツイーターをドライバー方向へ向けたりした場合で、ツイーターから直接耳に届く直接音と反射したあと耳に届く反射音にタイムラグがあるからそうなりやすいと考えられる。
今回、僕がやった方法の③左右のツイーターを向かい合わせ(真横かやや前方)にした場合は、直接音を聴かず、反射音のみを聴くと前述のような問題点は全て改善される
加えて①②の場合は高音が華やか
に聴こえる反面、低音域が減衰して聴こえるために腰高な音になってしまう
けど③ではどっしり安定したサウンドになる
一方で①の場合は積極的に直接音を聴くので、ボーカル領域以上の音域に音圧感があり、定位がもっとも明確に決まる(音場はかなり狭くなるが
)
余談だけど、定位に拘ってみても実際には”そこ”にはないものの音が”そこ”から聴こえるという、バーチャルなものであって、仮想的な配置自体が音楽を聴くための不可欠なものだとは思えないと考えるから、ビシッと決まらなくても”ある程度”で満足できるし、仮想空間の再現と臨場感や生き生きとした再生が両立できるなら、スピーカーなんてどっち向いてたって全く構わないですね
僕はアナログだけど、いくらデジタルでタイムアライメント調整をしたところで、反射音をなくせない限りには根本的な解決は出来ないはず・・・(なぜなら遅らせた音は反射音も遅れたタイミングなので)
ちなみに現状はヘッドのBASS&TREBLE補正なし(というよりソースダイレクトだから補正しようがない)、BALANCEも補正なし、パッシブネットワークも左右とも補正”0”(減衰なし)、アンプのゲインは”MIN”、真空管ラインアンプのゲインは”MAX”・・・と一切補正はしていない
補正して音質を劣化させない方が楽しいかな
と・・・
でも改善点も見えてきちゃったんだなぁ・・・・・
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Posted at
2012/01/01 21:21:18