4月28日~30日の間愛媛県の久万高原で開催されました、「2012全日本ラリー選手権第2戦 久万高原ラリー」にストーリアで参加してきました。
ストーリアは排気量が713ccしかないので一番小さなクラスですが、一番上のクラスには、奴田原選手、勝田選手を始め全日本のトップ選手がそろっております。
また、ゼロカーや、SSの解説はWRCでもおなじみの新井選手が努めました。
競技ですが、初日はSSで使用する4本の林道をレッキします。
ペースノートを作るため2度走ります。
SS1、3,5は中四国のラリーでもおなじみのコース、前半テクニカルで後半は高速セクションとなっております。
SS2,4,6,9,12はギャラリーステージとなっていてスキー場の中を走ります。
SS7,8,10,11は上り下りの狭い林道、途中にはギャップがたくさんあり、パワーと、テクニックが要求されるコース設定となっていました。
競技の開始は2日目からとなりますが、今回の作戦はとにかく初日はトップと10秒以内で車を壊さず完走すること!
勝負は2日目のSS7以降と決め、スタートです。
まずはSS1。ドライバーは初めてストーリアを運転するので、とにかく慎重に走らせました。
ここでトップから8.4秒も遅れてしまいましたが、まだまだ余裕!
続くSS2。車の挙動にも少しなれて順調に走っておりましたが、なんと最終コーナーのギャラリーの前で、コースアウト!すぐにコースに復帰はできたものの、トップに2.2秒負けてしまいました。
SS3は先ほどのSS1と同じコース!
浮き砂利も1度目の走行できれいに吹き飛ばされており、また、車の動きも把握できたことから、前回より少し早く走ることに!
しかしながらトップと5.4秒差の2位。暗雲が立ち込めてきます。
SS4のギャラリーステージはトップと0.7秒差の2位とまずまず。
合計タイムではクラストップとは6.6秒差、2位と5.5秒差の3位
サービスの20分の間にタイヤを交換し、残りのSSは当初の抑えていく作戦を変更し全開で走ってみようと気合いを入れて出発。
ところが・・・・・・・・・・
SS5で前走のランサーが転倒し、道をふさいでしまったため、キャンセルに(泣)
作戦がことごとく失敗です。
さて、今回のハイライトはSS6ここを無事走り切れば初日はまずまずのタイム差で終えることができます。
ドライバーに気合いを入れてスタート!
40、R3,60,L2,incut・・・・・・と前半のターマック部分を順調にこなしいよいよダートイン!
ここでドライバーの動きがあやしくなります。
dr「3rdに入らん!」
私「4thで走らんかい!」
dr「4thも入らん!」
dr「2nd以外使えんぞ!」
(滝汗)・・・・
ギャラリーステージだというのに、最後はのろのろで、なんとかゴールだけはしました。
ゴール後翌日のスタートまでは車両保管となるのですが、それまでに60分の整備時間が確保されております。
このためサービス地点で急遽修理を試みましたが、どうやらミッションケースをばらさないと修理できないとのこと・・・・・・
泣く泣くリタイアです。
ストーリアの全日本初戦はこうしてあっけない幕切れとなりました。
2速固定といえば、昨年の筑波の耐久レースでもISMレーシングの318が同じ症状でリタイアしましたが、今回も同じ症状。
呪われております。
消化不良で全日本を終えたため、リベンジをどこでするか、チーム監督兼、ナビ兼、メインスポンサー兼の私としては悩みどころです。
今のところ6月初めの福島でのラリーは当チーム主催のラリーと日程が重なるため無理、その次の「北海道ラリー洞爺」がスケジュール的にはいいみたい。
ところが北海道は四国からは遠いのです。
最短で水曜日出発、帰りが翌週の火曜日。
丸1週間、仕事を離れます。
このブログをご覧の関係者の皆様ご配慮を!
「え!仕事に私は不要だから行ってらっしゃい」ですって
それはそれで少しさびしくもありますが(笑)
ブログ一覧 |
ラリー | 日記
Posted at
2012/05/02 09:45:49