ジュリエッタの歴史などの詳しいことやSprint以外の試乗レポートは,吉田匠さんの
アルファロメオ ジュリエッタ 試乗レポートや小沢コージさん・九島辰也さん・まるも亜希子さんの
アルファロメオ ジュリエッタ 試乗レポートを参照してください.
Sprintに試乗して気になったことを箇条書きにします.
- 試乗車の設定
- どこのディーラーに行っても試乗車はSprintしかないらしい.一番乗りたいと思ったCompetizioneの試乗車がないのは,フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社の怠慢では?
全ディーラーに全グレードの試乗車を置くことは無理だとしても,近くのディーラーを何件か回れば全グレードに試乗できるよう試乗車を配置することはできるのでは. - パドルシフト
- 試乗車にパドルシフトが無かったため,TCTのシフトダウンにかかる時間が確認できなかった.
スポーティな走行をしないSprintでは,パドルシフトは不要と判断している(?)ようだが,シフトダウンを使って高速道路での車間調整を行う場合などパドルシフトがあった方がハンドルから手を離さずにすんで安全なのでは?
右ハンドルであれば,本来右に倒してマニュアルシフトモードにすべきだが,ISOの規格の影響か左に倒してマニュアルシフトモードになっている.今回の試乗でも,誤ってニュートラルにシフトしてしまうことがあった.左に倒してマニュアルシフトモードのまま販売するのであれば,誤ってニュートラルにシフトしないよう,何らかの対策が必要では?
マニュアルシフトモードについて,前に倒してシフトダウンかシフトアップかは議論があったが,右に倒すか左に倒すかについて議論を見たことがないのでどなたか知っていたら教えてください. - 低速トルク
- 1.4リッターターボのため,発進時にはダイナミックモードにしてもトルク不足を感じた.しかし,車速が乗ればトルク不足を感じることはなかった.
- ハンドルの重さ
- 低速度域でハンドルだけが軽く,アクセルやブレーキペダルの操作感と調和していない.
- アイドリングストップ
- アイドリングストップをオフにしたいと思わない程度に良くできていた.
- 内装の質感
- 156とは比べものにならないくらい改善されていた.
- Webページ
- Giuliettaには直接関係ないが,フィアット グループ オートモービルズ ジャパン株式会社のWebページが重く,途中で見るのを止めたことが何回かあった.
レスポンスを重視した方が顧客満足度を上げられることは明白だと思うが,中の人はデザインを重視した方がブランドイメージが良くなるとでも考えているのだろうか?
車名 | 全長mm | 全幅mm | 全高mm | ホイールベースmm | 車両重量kg | 駆動方式 | エンジン | 最高出力 | 最大トルク | トランスミッション | トランク容量 ℓ |
Alfa Romeo
Giulietta
Sprint
(2012) | 4351 | 1798 | 1465 | 2634 | 1365 | FF | 1.4ℓ
直噴
直列4気筒
DOHC
ターボ | 125kW(170ps) / 5500rpm | 230Nm(23.5kgm) / 2250rpm | TCT
(6速乾式DCT) | 350 |
Audi
A3
Sportback
1.8TFSI
(2008) | 4285 | 1765 | 1430 | 2575 | 1460 | FF | 1.8ℓ
直噴
直列4気筒
DOHC
16バルブ
ターボ | 117kW(160ps) / 5000rpm | 250Nm(25.5kgm) / 1500rpm | Sトロニック
(6速湿式DCT) | 370 |
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試乗 | クルマ
Posted at
2012/02/15 08:13:07