横転事故の瞬間、ドライバーはこうなる

もしヘルメットを着用していなかったらと思うとゾッとします。
映像を見ると、ドライバーでは支えきれない大きな遠心力と衝撃に、身体をなすがままに振られていることがわかります。


横転した私自身、これほど凄い状況になっていた認識はありませんでした。頭をぶつけた自覚もありませんでした。映像をみて初めてわかったことです。

JAF公式競技では厳しい安全規定により安全装備が備えられ、事故後処理と安全確認も極めて迅速です。
４点以上のシートベルトやロールバー、信頼できるフルバケットシート、ヘルメットなど安全装備の重要性がわかります。
私のケースでは、ドライバーの私はまったくの無傷で後遺症（ムチウチすら）も一切ありませんでした。

映像を見る限り、HANS（首を護る安全装備）の装着も必要だと思いました。
フルバケットシート（レカロＳＰ－G）が、しなるように衝撃を吸収して身体の力を逃がしてくれているのが印象的です。
やはり、信頼できるメーカーのシートは安全のためにも大切ですね。

これは、極めて低速のコーナーで起こった横転です。
もっと車速が高いコーナーで横転した場合、この何倍もの力が身体にかかると思います。


公道での横転事故の場合、身体に大きなケガを負う可能性が高いです。自覚症状がなくても速やかに医療診断を受けたほうが良いと思います。

殆どの人にとって、こんな経験をすることはないと思いますが、万一に備えて、横転したらどうなるのか・・・映像を見てみてくださいね。